
今日は
シンギングボウルを鳴らしているあいだ
音が何かを整えてくれるというより
呼吸が、深く深くなっていくのを感じていました。
意識して深呼吸をしようとしたわけでもなく
力を抜こうとしたわけでもありません。
ただ、音の中に身を置いていたら
気がつけば、息が奥まで届いていました。
「整う」という言葉は
どこか外から手を入れてもらうような響きがありますが
今日の感覚は、少し違っていました。
音が先に何かをしたのではなく
呼吸が変わり
その呼吸に、心と体がついてきた。
そんな順番だったように思います。
息が深くなると
考えごとは自然と遠のいて
何かを判断しようとする気持ちも
いつのまにか静まっていきます。
音は
「整えよう」とはしていなかったのかもしれません。
ただ、そこに在って
呼吸が戻る場所を、そっと照らしていただけ。
整うというより
思い出す。
呼吸が、本来の場所へ戻っていく。
そんな夜でした。