
音というものは、不思議です。
耳で聴いているようでいて、ほんとうはもっと奥、
言葉になる前の場所に、そっと入り込んでくるように感じます。
シンギングボウルの音を鳴らしていると、
「整えよう」と意識しなくても、
自然と呼吸が深くなったり、
ふっと力が抜けたりすることがあります。
それはきっと、
音が何かを正そうとするのではなく、
「そのままで大丈夫」と、
静かに語りかけてくるからなのだと思います。
私たちは日々、
ちゃんとしなければ、
がんばらなくては、と
自分に言い聞かせすぎているのかもしれません。
音は、評価も判断もせず、
ただ、そこに在るだけ。
だからこそ、
まず心がゆるみ、
それから身体が、そおっとついてくる。
サウンドヒーリングは、
何かを加えるためのものではなく、
余分なものを、静かに手放す時間。
今日も、
音があなたの中にある静けさへ
帰る道を、やさしく照らしてくれますように。