
意味もわからないまま
ただ音が好きで
なんとなくまねて歌っているヘブライ語の歌があります。
旋律が身体に心地よく
祈りのようで
らせんの流れのようで
言葉より先に、音の中に身をおく感じがします。
昨日のヘブライ語の授業で
その歌の歌詞を先生が解説してくださいました。
驚いたことに
私がずっと口ずさんでいたそのフレーズは
聖書の祈りの言葉、原文そのものでした。
意味を知らずに歌っていたのに
祈りの言葉を、原語のまま声にしていた……。
言葉は、理解してから音にするのではなく
音が先に身体に入ってきて、
あとから意味が追いついてくるのだと腑に落ちました。
言葉になる前に、音はもう祈りなのですね。
そう気づいたとき、これまで惹かれてきた歌や
周波数や
祈りの時間が
一本の線でつながったように感じられました。
そして、意味がわからなくても
音はちゃんと
行くべきところへ届く。
そう思いました。



